Power Apps 中級編 #3


アーカス・ジャパン株式会社
K合同会社



Power Apps 勉強会

講師の紹介


エンジニア
K合同会社 木島 基文

kijima@kllc.jp



Power Appsを学ぶ:中級編 について

毎回1時間の予定で、同じことを2回やっています。

中級編は、基本的には、ある程度予備知識がある方向けの内容になっています。
別途、「基礎編」というのも実施しておりますので、初めての方はぜひそちらもご参加ください。

Connpas
Power Apps & CRM User Group 関西  平日19時 リンク
Power Apps & CRM User Group 九州  平日16時 リンク

ニュース!Power Apps開発ラボ開設

アーカス・ジャパン株式会社では、新大阪でPower Apps 開発ラボ を開設しました。

日本一技術力の高いPower Apps開発体制が新大阪にあります。


Power Apps (Power Platform)を導入される際には、まずは、アーカス・ジャパン株式会社にご相談ください。意見交換・情報交換などでも、大歓迎です。

アーカス・ジャパンHP (URL)

本日の内容

Power Apps の数式、関数について


本日のポイントは

  • 関数の分類
  • 関数の型
  • よく利用するランキング Top 10

関数の分類

Power Apps では、値のみではなくてテーブルを返したり、
関数じゃなくて命令だったりするものがあります。
ただ、ノンコーディングツールなので、命令ではなく動作の関数というようです。

数式

  • 関数
    • 通常の関数 (sumなど)
    • 動作の関数 (Navigateなど)
  • 環境情報 (Locationなど)
  • 列挙体 (Colorなど)
  • 名前付き演算子 (Asなど)

参考)数式リファレンス-概要   参考)分類してみた結果

関数の分類

通常の関数

説明不要と思いますが・・関数なので、こんな形。
 f(x)
ラベルやボタンの中など様々な場所に使えます。
書き方は、Excelの関数と一緒と考えていただけると良いです。


動作の関数

動作の関数は値を返す以外に、副作用(Side Effect)があります。注意すべきことは、動作のプロパティ(OnSelect,OnVisible)でしか使えません。
Excelの関数とは大きく違うところです。

参考)動作の関数

関数の型について

通常の関数のうちでも、一部は、Excelの関数との大きな違いがあります。
値のみを返すExcelの関数と違い、テーブル型やレコード型の結果をを返す関数があります。
※返却される型を意識できていると、Power Appsの開発が早くなると思います。

テーブル型 イメージ検索
レコード型 イメージ検索

利用頻度ランキング

※()内の数値は Setを100にした時の利用頻度

まとめ

・関数の種類を知ると理解が早い
・動作の関数以外は常に再計算される(Excelと同じ)
・データ型について意識する
・資料を読んでみる

サンプル

キャンバスアプリサンプルダウンロード

※データソースが無いのでそのまま動かない部分がありますが、関数の参考にご利用ください。

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